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入院中→手術前日 [腹部大動脈瘤]

色々な方からの説明。
手術室の看護士さん。麻酔の先生、主治医の先生、リハビリの方
いろんなことを一度にいわれるので、頭が混乱しそう。
<手術室の看護士さんに話>
 手術の予定としては、
9:00病室を出る。10:00から執刀(間の一時間は麻酔や、点滴や検査器具、血圧、心電図、指先シール(酸素が指先までいっているか測定)をつける時間)
終了は16:00その後様子を1時間ほど見てCCUへ17:00に入るとのこと。

麻酔は手術終了に応じて切れるようにするとのこと。なので、手術がおわると、すぐ面会できる。
入れ歯ははずす。(麻酔で口の筋肉がゆるくなって落ちるため)

<リハビリの方の話>
手術後は血流がとどこおる。すると、肺に水がたまる、痰がでる。
ほっておくと肺炎になる。
なので、座る、立つできるだけ動くようにする。
手術後の翌日座る(5分くらい)すわることで、息がよくできて、痰を排出しやすくする。
そのとき深呼吸をし、痰をだす。吸うが1で吐くが2ぐらいで、くちをすぼめて息を吐く。それを5回ほどくりかえす。
手術翌日よりリハビリがはじまります。痛くても、やる。そうしたほうが回復が早い。

<主治医の先生のはなし>
動脈瘤の部分に血管のごみ(アテロール)がたまっている。それだけでなく、カルシウムがたまってかたくなっているところがある。それをきれいにとる。ただ、そのごみが、のこって手術後、ゴミの破片が体をめぐって飛ぶことがある。とんだ場所が悪いと血管がつまって、まずいことになる。
手術死の確率は1%未満である。手術自体は安全に行われる手術である。
へそ下もしかしたらへそ上からぎりぎりチ骨部分まで切る。
内腸骨の動脈瘤まで8センチの深さの距離がある。
手が届きにくいが、ゴミをきれいにとって、血管を観音開きにしてそこに人工血管をいれて、もとの血管を人口血管をつつむようにして閉じる。
腸に行く血管が3本あるが、そのうち、内腸骨の左は結束する。右はつないで生かす。
合併症について。手術後腸の動きがわるくなる。 2日は御飯が食べられない。
腸閉塞、イレウスになる。とても悪い状態になると、腸を切る手術をしなくてはいけない。
胆のう炎になることもある
手術中は血管を遮断するので、血が固まる。へパリンという薬品を使って血液をサラサラにする。
血液は、手術中に出た血液で、自己輸血する。(うまいこと再生できるようです。すごい・・・)
どうしても足らない時に輸血する。
動脈の周りには神経がいっぱいある。神経障害が出るかも。
執刀から約4時間で手術終了し、約1時間後CCUに入る予定。
痛みは3、4日がピーク。痛み止めは進んで飲んでリハビリをすること。
一般的には1週間で退院。腸の具合によりCCUの期間もかわる。
頸からの麻酔。心臓に近いところで麻酔をかけることができる。心臓圧が測れる。
だいたいこのようなお話を画像を交えて説明していただきました。

3週間前くらいにやった造影剤での検査では、瘤の太さは確認できました。
奥にある内腸骨はあまり見えませんが・・・。前々日にやったCTの検査では、それにゴミがどれだけくっついていたかもわかります。なので、4センチだー3センチだーと言っていたのは血が流れている部分の太さで、ゴミがたまっていた部分は含まれていません。(写りません)CTの画像には、実際ゴミがたっぷりついていたので、ほんとうに破裂しなくてよかったなと思いました。

手術自体はそう難しいものではないようですが、術後の合併症が怖そうですね。
患者さんの体力次第ともいえそうですね。


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